活用方法と主な事例
東京都市圏物流調査は、モノの動きに関する様々な内容を調査しているため、多様な使い方が可能です。
物流を発生させる施設の立地状況がわかります
東京都市圏において物流が発生・集中する施設(物流施設、工場等)について以下のような ことがわかります。
<調査からわかること>
①立地状況・どこにどれくらいの数の施設が立地しているのかがわかります
②立地理由・なぜ現在の場所に立地したのかがわかります
③取扱品目・業種・どんな品目の貨物を取り扱っているのか、どんな業種の企業の施設なのかがわかります
④規模・敷地面積や延床面積はどれくらいの広さかがわかります
・どれくらいの従業者が働いているのかがわかります
・1日にトラックが何台、出入りしているのかがわかります
・どこへどれくらいの量の物資を搬出しているのかがわかります
・どこからどれくらいの量の物資を搬入しているのかがわかります
<活用場面の一例>
・産業団地など物流施設や工場などの誘致を図る土地利用を計画する際、データを参考にしながら、物
流施設・工場に適した立地場所やその条件等を検討することができます。
・大型貨物車が頻繁に出入りする物流施設や工場がどのエリアに多く立地しているかを分析し、住宅等
との土地利用の混在が発生していないかなど、土地利用の現状や課題を分析することができます。
物資流動の状況がわかります
東京都市圏に発生・集中する物資流動について、以下のようなことがわかります。
<調査からわかること>
①輸送品目・どんな品目の貨物が輸送されているのかがわかります
②輸送手段・どんな輸送手段(トラック、船舶、鉄道、海運)で輸送されているのかがわかります
③輸送先・輸送元・どの市区町村からどの市区町村へ貨物が運ばれているのかがわかります
・どんな施設(例えば、物流施設、工場、店舗、事務所など)からどんな施設へ貨物が運ばれているのかがわかります
・どんな業種の企業からどんな業種の企業へ貨物が運ばれているのかがわかります
・1日に何トンの貨物が運ばれているかがわかります
・1日に何台のトラックで輸送されているのかがわかります
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