調査結果
第5回東京都市圏物資流動調査の調査結果の代表例を示します。
東京都市圏の物資流動調査(施設間流動ベース)
・東京都市圏に発生および集中する物資流動の総量は、東京都市圏内での流動が約280万トン/日、東京都市圏と都市圏外
との流動が約160万トン/日です
東京都市圏内の地域間物資流動量
・東京都市圏内の地域間の物資流動をみると、品目によって流動パターンが異なっていることがわかります
<全品目>
<農水産品・食料工業品>
<機械工業品>
東京都市圏の大規模な物流施設の立地状況
・東京都市圏に立地している大規模な物流施設の位置をみると、東京湾沿岸の臨海部、東京外かく環状道路(外環道)沿線及びその内側のほか、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、北関東自動車道(北関東道)など郊外部の高速道路沿線等の地域に集積していることがわかります
※大規模な物流施設:敷地面積3000㎡以上の物流施設
・2000年以降は、東京湾沿岸の臨海部のみならず、圏央道沿線のエリアにおいて、立地が顕著となっています
東京都市圏の物流施設の老朽化の進展の状況
・東京都市圏内の物流施設の約3割が1970年代以前に建設された古い物流施設です
・こうした古い物流施設の多くが、東京湾沿岸の臨海部や、東京都北部から埼玉県南部にかけての地域に集まっていることがわかります
東京都市圏内の大型貨物車の輸送経路の状況
・貨物車走行実態調査の結果から、東京都市圏では、高速道路や一般国道といった高規格の道路を利用して、国際海上コンテナ積載車両をはじめとする大型貨物車による広域的な物資輸送が行われていることがわかります
東京都市圏の中心市街地における端末物流の状況
・端末物流調査では、東京都市圏内の10以上の中心市街地を対象に、荷捌きの実態の調査を行いました
・調査結果から、調査対象の中心市街地では、路上駐車の約半数が貨物車であることが確認されています
・また、これらの中心市街地では、物資の運び先である店舗や商業施設において十分な荷捌き駐車場が確保されていないことが路上駐車の一因となっていることも伺われます
<中心市街地等における路上駐車の貨物車・乗用車の割合>
<中心市街地等における路上駐車の到着時間分布>
<荷さばき車両が利用できる駐車場を保有する店舗割合>
<運輸事業者の荷さばきに対する意識>
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